- カリフォルニアワインの歴史 -
カリフォルニアワインが本格的に生産され出したのは過去30年のことですが、実は150年の歴史を持っているのです。1849年のゴールドラッシュの時代、多くの労働者が一角千金をねらって金を探しにカリフォルニアに移り住んで来ました。もちろんそれで全員が全員お金持ちになった分けではありません。そしてゴールドラッシュが落ち着いた時、多くの人々は新しい仕事を探すことになったのです。
カリフォルニアと言えば豊かな土地。まだ何もなかった当時のカリフォルニアの土地に、多くの人々がぶどうを植え出し、ワインを生産し始めたのでした。しかしワイン産業が芽生えるかと思われた矢先、1919年に禁酒法が制定され、アメリカ国内でのお酒の製造、販売が一切禁止になってしまったのです。1933年に禁酒法が解かれた時、ほとんどのワイン生産者たちは仕事を止めてしまっていました。
1940年代初期、輸出業者であったフランク・シューンメーカーが細々と生産を続けていたカリフォルニアのワイン生産者達に提案したのが、質の良いバラエタルワインを生産すること。その第一任者であったのが現在最も知られたカリフォルニアワイナリーでもあるロバート・モンダビの創立者、ロバート・モンダビ。彼のカリフォルニアワイン発展における貢献度は非常に高いと言われています。
1950〜19670年代、カリフォルニアのワイン生産者達は「アメリカンドリーム」ならぬ「カリフォルニアンドリーム」を体現しようと努力を重ね、アメリカ全体でもワインの人気が高まり出したこともあり、急激に成長を遂げ、今日の成功を得たのです。
カリフォルニアワインがここまで短期間で成長したのには以下の理由があると言われています:
地理:
ナパ、ソノマ郡はサンフランシスコから車で1時間半の所にあり、多くの観光客がサンフランシスコを訪れた際に、実際にワイナリーまで足を運び、カリフォルニアワインをより身近な存在にしていった。
気候:
さんさんとふりそそぐ太陽の光と暖かい温度、、安定したその気候はぶどうの成長に最適だった。天候による被害がほとんどなかった。
資本投資とマーケティング:
1960年代、1970年代に多くの大企業がカリフォルニアワイナリーに出資し、高品質の設備を整えることができた。もちろん宣伝にも一躍買った。